船岡温泉は脱衣所から浴室に至るまで、大正・昭和の趣を色濃く残した銭湯です。
お風呂も日本で初めて導入された電気風呂をはじめ、ジェットバス・露天風呂・くすり風呂など種類が豊富。
日替わりで男女のお風呂が入れ替わるので、新鮮な気分でお楽しみいただけます。
船岡温泉の歴史
船岡温泉は1923年(大正12年)に木造2階建ての料理旅館「船岡楼」の付属浴場として営業を開始しました。
その後、当時は温泉の出なかった京都でなんとか「温泉」の許可が取りたいと考えた2代目が、
1933年(昭和8年)に日本で初めて電気風呂を導入し「特殊船岡温泉」として許可を受けました。
戦後間もない1947年(昭和22年)に本格的に銭湯として営業を始め、現在に至っています。
船岡温泉営業時間
平日(月~土):15:00~25:00
日曜日:08:00~25:00
船岡温泉利用料金
大人 430円
中人 150円(小学生の児童)
小人 60円(未就学児・乳幼児)
脱衣所
脱衣所で一番目立つのはケヤキの格天井に配された天狗と牛若丸の彫刻です。
さらに脱衣所の周りをぐるりと囲む欄干の透かし彫り。
京都三大祭りの一つ、葵祭の行列や、上賀茂神社の賀茂競馬、今宮神社のお祭りの様子などが彫られています。
浴室
脱衣所と浴室の間の渡り廊下は色鮮やかなマジョリカタイルです。
露天風呂にある「貴船石」水をかけると七色に変化する不思議石です。
渡り廊下の欄干は千本鞍馬口にあった菊水橋を移築したものです。